営業ウーマンを増やすべき7つの理由

営業ウーマン 増やす 理由

各分野で女性の社会進出が進み、いわゆる寿退社をする女性が少なくなってきました。
しかし、営業部門において、事務職ではなく営業ウーマンとして働く女性はまだまだ少数派です。
採用をする企業も、男性候補と女性候補のどちらかを選ぶとなれば、離職のリスクが少ない男性を選びたいというのが本音ではないでしょうか。
今回は、営業ウーマンを増やすべき理由についてご紹介します。

営業ウーマンを増やすべき理由

1. 労働力人口の減少

日本では、高齢化、少子化による人材不足の状態が恒常化しています。
リクルート・マネジメント・ソリューションズによると、2010年に8,000万人以上だった生産年齢人口(15~64歳の人口)は、2030年に6,700万人ほどになると予測され、人材不足の状況に拍車がかかることは間違いありません。
今のうちから、営業ウーマンを増やし、育成をしていく仕組みとノウハウを培うことが大切となってきます。

2. 優秀な人材の確保

売り手市場の中、企業間で優秀な人材の争奪戦が行われています。
しかし、厚生労働省の調査によると、営業職も含まれる、総合職採用者に占める女性割合は 22.2%にとどまっています。
また、採用倍率は44倍と男性の30倍を大きく上回っています。
一般的に就職活動においては、女子学生の方が優秀で熱心とされているにも関わらず、実際の採用現場では、女性の採用率が低く、優秀な女性を採用する機会を活かしきれていない実情が伺えます。

3. 企業イメージアップ

女性を積極的に採用し、女性が全面に出て活躍をしている企業は、性別にかかわらず活躍の機会が与えられるフェアな企業であることを、社会に示すことができます。
また、より働きやすい企業で働きたいと思う、優秀な女性の人材を集めることにもつながります。

4. パフォーマンスの向上

Altifyが60カ国で行った調査によると、人材や人種のダイバーシティに力を入れている企業の方が、顧客維持率や成約率が高く営業サイクルが短いなど、ビジネス・パフォーマンスが高くなっています。
シカゴ大学による調査でも日本においても、日産自動車の顧客満足度調査で営業ウーマンの方がよい結果が出ているという事例もあります。

5. 高いコミュニケーション能力

デジタル時代の営業職に最も必要なスキルが、コミュニケーション能力です。
買い手は情報収集をある程度済ませた時点でコンタクトすることが多くなるため、ニーズをつかむヒアリング能力が大切になります。
高度なコミュニケーションはAIに決して奪われることのないスキルであり、コミュニケーション能力の高い女性が有利となってきます。

6. 7割が営業という仕事が好き

エイカレ白書によると、営業ウーマンを対象としたイベント、エイジョカレッジフォーラムに参加した営業ウーマンのうち、営業が好きと答えた女性は7割近くに及びます。
また、この結果は参加者の同期男性営業職の6割よりも高くなっており、現職の営業ウーマンが高いモチベーションを持って働いている様子がうかがえます。

7. 女性の消費への影響力

多くの家庭では購買決定権が女性にある場合が多いものです。
また、女性の高学歴化、働く女性の増加により、30歳未満の単身世帯では女性の可処分所得が男性を上回るという現象も起きています。
女性の影響力が大きい商材では、営業ウーマンの方が購買プロセスをよく理解できるため、男性営業マンには思いつかなかった視点での提案や対応も可能になります。

今回は、営業ウーマンを増やすべき理由についてお伝えしました。
離職のリスクへの懸念や育成の経験がないことから、営業ウーマンの採用を行わないのはもったいないことです。
営業ウーマンの育成のコツについては「営業ウーマンの成長を加速させる10のポイント」をご参考ください。

    営業スキルチェックシート

川崎 裕介(かわさき ゆうすけ)

慶應義塾大学卒業後、外資系歯科医療機器メーカーを経てコンベックスに入社。プロダクトセールスチームで新規顧客開拓、既存顧客のコンサルティングに従事する傍ら、セミナー企画・運営を担当。現在は「セールスハックス」の運営、「Digima」のプロモーション全般を担当している。

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