ラグビーの五郎丸選手や、メジャーリーガーのイチロー選手が取り入れていることで有名なのが、ルーティンです。
アスリートが本番で練習通りの本来の実力を発揮するために活用している、というイメージがあるかもしれませんが、営業マンを含む、ビジネスマンにとっても役に立つものです。
さまざまなシーンで活用できますが、今回は比較的取り入れやすい、朝のルーティンをご紹介します。
帰宅後や週末のプライベートタイムは、家族との時間に費やす方も多いので、自分のための時間を作るとしたら、朝が最適です。
朝は1日のスタートでもあるので、いつも一定の状態で仕事のスタートを切るためにも、朝にルーティンを持つことは効果的です。
1. 翌日の準備をする
できる営業マンの朝のルーティンは、実は前日から始まっています。
次の日のTo Doリストを作っておくのはもちろん、次の日に着る洋服や持ち物、朝食の準備をしておきましょう。
2. スヌーズ機能を使わないで起きる
目覚ましアラームが鳴ってすぐに起きていますか?
あと1分、あと5分、とスヌーズ機能を使って、結局起きたのはギリギリ、という方も多いのではないでしょうか?
スヌーズ機能を使うと疲労感が増してしまう、ということが科学的に証明されています。
営業マンは仕事をこなす体力も大切です。
疲労感を増やすとわかっている悪習慣は手放し、確実に起きられる時間に一つだけアラームを設定し、一度で起きるようにしましょう。
3. エクササイズをする
疲れているのにエクササイズなんて、と思うかもしれませんが、適度な運動は逆に疲労回復に役立ちます。
食後のエクササイズは体に負担がかかるので、朝食前にウォーキングや自宅でできる筋トレなど、軽いエクササイズを行うようにしましょう。
面倒だなと思う前に起きたらすぐ行う習慣をつけてしまうと、逆に運動をしていないと気持ち悪い、スッキリしない、と感じるようになります。
近くのコンビニに朝食を買いに行くためにウォーキングをするなど、実益を兼ねてエクササイズを行うのもおすすめです。
4. マインドフルネスをする
体もスッキリ目覚めたところで、マインドフルネスを行います。
時間は1分でも10分でも、その日の都合に合わせた時間で大丈夫です。
呼吸に意識を向け、自分の今の状態に気づきましょう。
エクササイズとマインドフルネスの両方は・・・という場合は、睡眠に影響する夜のエクササイズよりも、睡眠の質をアップさせるマインドフルネスを夜に行うようにします。
5. 脳が活性化する朝食をとる
心も整ったら、朝食をとります。
忙しい朝はどうしても簡単なものになってしまいますが、体力だけでなく頭も使う営業マンは炭水化物のみの朝食はNGです。
脳のパフォーマンスを活性化する、タンパク質、ビタミン、DHAが入った食事を積極的にとりましょう。
プロテインドリンクやサプリを活用するのも一案です。
糖質制限をしている場合も、朝は糖質をとるようにしましょう。
6. 学ぶ
読みたいリストにためていた記事、購読しているポッドキャスト、気になっている本などから学ぶ、学びの時間を取りましょう。
通勤時間に行ってもいいでしょう。
7. 今日のプランを立てる
前日に作っておいた、To Doリストとスケジュールを確認し、改めて今日のプランを立てます。
心と体も満たされた後で、見直すと、優先順位が改めて見えてきます。
集中力や発想力が必要な仕事や、新しい見込み客の案件を午前中に入れるようにしましょう。
8. 寝る時間のアラームをセットする
1日をいつまでもダラダラと過ごすことがないよう、今日のプランに適した、寝る時間のアラームを設定してしまいます。
就寝時間も起床時間も一定にするのが理想的ですが、難しい場合は、起床時間を一定にすることでリズムを作るようにします。
どうしても寝る時間が遅くなってしまう傾向がある人は、寝る準備に入る時間にアラームをセットするのもおすすめです。
今回は、朝のルーティンについてお伝えしました。
ここまでの流れを、何も考えなくてもできるようになるのが理想です。
ルーティンの流れが中断されてしまうので、途中でメールやソーシャルメディアは見ないようにしましょう。
メールやソーシャルメディアをチェックする回数や時間も決めてしまうと、さらに効率化が測れるでしょう。
ぜひこれを参考に、自分にとっての最適な朝のルーティンを作ってみてください。