見込み客の集客を行う上で、セミナーを活用されている企業も多いのではないでしょうか。
セミナーは、一度に多くの見込み客に、自社の世界観や強みを直接伝えることができます。
また、ブログなどの文章のコンテンツに比べ、共感を生みやすい有効な施策です。
今回は、オンラインでセミナーを開催する「ウェビナー」の実施方法についてお伝えします。
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ウェビナーとは
ウェビナーとは「ウェブ」と「セミナー」を組み合わせた言葉で、オンラインで実施するセミナーのことです。
従来のセミナーは、実際に会場に足を運んでもらい、プレゼンを聞いてもらうというスタイルでした。
実際に対面するので反応もわかり、セミナー後にそのまま商談できるメリットもあります。
しかし、会場の確保や設営、当日の運用など多くの労力が発生するのも事実です。
また、来場してもらうからには内容もしっかり作りこみ、少なくとも1時間はプレゼンをする必要があります。
手軽に始めるには少々ハードルが高いですよね。
そこで注目されているのが、PCの画面上でセミナーに参加できるウェビナーなのです。
ウェビナーのメリット
来場型のセミナーと比べて、ウェビナーは多くのメリットがあります。
・企業は、会場費用や人件費などの運営費や準備時間を削減できる
・参加者が、PCやタブレットあるいはモバイル端末で簡単に視聴できる
・会場への移動時間が不要なので、参加者の拘束時間を短くできる
・手軽に短時間のコンテンツを伝えることができる
・参加者も集中して視聴することができる
・営業と直接話したがらない、営業に耳を傾けない見込み客も取り込むことができる
そして、一番重要な点は、気軽さ故「来場してまで、見る必要ないかな…」と思っている潜在的な見込み客も、取り込みやすいことです。
つまり、来場型のセミナーで獲得することができなかった層の見込み客を、獲得することができる可能性が高まるのです。
なかなか解決できなかった課題
誰でも気軽にできる分、トラブルが多いことも事実です。
時間をかけて考えたコンテンツが、見込み客に伝わらなくてはもったいないです。
ウェビナーを行う上でよく挙げられる課題としては、以下の2つがあります。
①音声が小さい
機器の接続が悪いことにより、配信したものの音声が聞こえない、あるいは小さすぎる場合や、ノイズが入ってしまうことがある。
音声のノイズは離脱率にも関係してきます。
②ウェビナー用のツールに対応しておらず見れない
BtoB企業では、視聴者が厳格なセキュリティの管理下で端末を使っている可能性があります。
その場合、外部ツールのインストールができなく、視聴してもらうことができないことがあります。
せっかく見込み客に興味を持ってもらい、視聴の申し込みをしてもらえたのに、運営側の対策不足により、視聴できなくては見込み客には残念な思いをさせてしまいます。
企業にとっては、将来の可能性を無駄にしてしまうことにもなります。
ではどのような方法がよいのでしょうか?
ZoomとYouTube Liveの併用術
セールスハックスのお薦めは「Zoom」と「YouTube Live」を組み合わせて配信する方法です。
Zoomとは、Zoom Video Communications, Inc.が提供しているオンラインミーティングやウェビナーを開催できる有料(一部無料)のプラットフォームです。
Zoomが有効な理由としては、
・音声の質が良い
・パワーポイントなどの資料の画面共有が出来る
・資料の画面を共有しながら、プレゼンターの顔の画面も表示できる
・見込み客が視聴だけなら10,000人まで参加可能なため、定員の制限を決めなくてもよい
などのポイントが挙げられます。
しかし、前述した通り、ウェビナー用のツールを使うとどうしてもソフトをインストールできない視聴者も出てきてしまいます。
この解決策として、Zoomの配信と同時にYouTube Liveでストリーミング配信する方法です。
これにより、Zoomのソフトをインストールできない視聴者でも、YouTubeを通してウェビナーを視聴することができるのです。
>> YouTube Liveでウェビナーをストリーミング配信する方法
今回は、ウェビナーツールの選び方についてお伝えしました。
ZoomとYouTube Liveを活用することで、Zoomを活用したウェビナーのクオリティを維持しながら、YouTubeを通してより多くの見込み客に視聴の機会を提供することが出来るようになります。
同時に、視聴者が増えれば増えるほど、成約数も上げられる可能性が高まります。
皆さんも試してみてはいかがでしょうか?