世界のCEOのソーシャルメディア活用法

企業トップ ソーシャルメディア SNS

企業トップのソーシャルメディア活用についてどう思われますか?
手間がかかる、何を発信していいかわからない、炎上が怖い、などで敬遠されている方も多いのではないでしょうか。
日本よりもトップによるソーシャルメディア発信が活発なアメリカにおいても、Fortune500のCEOの60%はソーシャルメディアでの発信を行なっていないという調査結果があります。
ただ、40%はアカウントを持ち、発信を行なっていると考えると、決して少なくないとも捉えられます。
また、ソーシャルメディアを活用しているCEOの方が評価が高いというデータもあります。
CEOのソーシャルメディアでのフォロワー数が多いほど、企業口コミサービスGlassDoorでの評価が高い傾向が見られる他、8割の従業員がソーシャルメディアでアクティブなCEOの方が望ましいと考えているとのことです。
今回は、世界のトップがソーシャルメディアをどのように活用しているかをご紹介します。
>> 営業マンがフォローすべきTwitterアカウント13選はこちら

活用されるソーシャルメディアTop3

1. 業界での存在感アップにはLinkedIn

まずは、プラットフォーム別の特徴をご紹介します。
世界のCEOに人気なのが、5億4千万人が利用する世界最大級のビジネス特化型SNSである、LinkedIn(リンクトイン)です。
ソーシャルメディアで一つだけ公開アカウントを持つ場合、最初の選択肢がLinkedInとなっています。
トップになる前からビジネスで活用している場合も多いため、継続して発信を続けることも多いようです。
LinkedInでのCEOによる発信は、業界における存在感アップに特に強い他、B2B企業の場は、潜在見込み客に対する企業ブランド認知にも効果的です。

2. メディアへの影響力のあるTwitter

即時性の高いTwitterは拡散力が高く、メディアへの影響力もあります。
企業の顔として、自社の立場や意見を述べたいトップによって積極的に活用されています。
昨今では、各国のトップのツイートがメディアで話題になることも多いです。

3. ターゲット層が利用している場合はFacebook

公私を分けづらいFacebookの活用は減りつつあります。
しかし、ターゲット層がFacebookを多く利用している場合は、企業トップが公人としてページを作り、活用に成功をしているケースが多くあります。
B2C企業はもちろん、ビジネスパーソンによるFacebook利用が活発な日本においては、B2B企業にとっても有効な手法でしょう。

ソーシャルメディアを活用する目的

1. ブランド認知

各プラットフォームの特徴の次は活用の目的についてです。
まず、企業トップによるソーシャルメディアでの発信は、企業ブランドや、自社の商品・サービスのブランド認知の向上に役立ちます。
投稿を行わなくても、Twitterでのリツイートや、自社に関連した記事のシェアによっても、貢献することができます。
同じ情報でも、企業トップからシェアされたもの方が、価値が高くなるという効果もあります。

2. 距離を縮める

多忙なトップが会いたい人すべてに会うことは物理的に不可能です。
ともすれば遠い存在になってしまいがちな経営者や企業トップが、実際に会うことなく、顧客や従業員との距離を縮められるのがソーシャルメディアです。
意見や懸念点を共有するようフォロワーにお願いをしている、世界のCEOも少なくありません。
交流をしたり、意見を聞いたりしなくても、顧客や従業員に感謝を示すことで、距離を縮めることもできます。

3. 人柄を示す

自分らしさ、自分の人柄を出すことを目的とすることもあります。
顧客が商品やサービスを選択する際、企業を代表するトップに賛同できるかどうかも考慮される時代です。
ブランドフォグによる調査によると、75%が、役員がソーシャルメディアを活用している企業ブランドは、より正直で信頼できると回答しています。
新しい方向に企業が向かう際、変化を伝えたい場合には、トップの人柄を示していくことは特に重要でしょう。

4. 採用

優秀な人材を見つけ、つながる場所としてもソーシャルメディアは有効です。
これぞという人材は転職活動を行なっていないことも多いため、特に幹部クラスの採用では、人事部や人材紹介会社に任せきりにせず、トップ自ら日常的に努力をする時代です。

5. 企業文化

企業文化を伝える方法としても、ソーシャルメディアでのトップの発信は有効です。
企業文化や理念は社外の人にはなかなか伝わる機会が少ないものです。
社会に対し、どのような思いで経営しているのか、企業としてのビジョンや価値観、ストーリー、企業を支える人々について、CEO自らの言葉で伝えることは非常に意義深いことです。

6. 第一人者としての発信

企業ニュースや企業文化についての発信だけでなく、特定の分野の第一人者としての発信にソーシャルメディアを活用している企業トップも多くいます。
また、そのような発信があるからこそ、企業トップのソーシャルメディアアカウントがフォローされているとも言えるでしょう。

7. 危機管理

災害やテロも含む、非常事態において、トップからの声を直接届ける手段としての活用もみられます。
危機管理対策とともに発信内容には細心の注意を払う必要がありますが、検討する価値のある目的です。

8. 学びの場

最後に、CEOにとって、ソーシャルメディアは発信や交流の場ではなく、学びの場ともなります。
ビジネスや業界の最新動向、自社や競合の商品やサービスに対する声などをソーシャルメディアから得ることができます。

今回は、世界のCEOのソーシャルメディア活用法についてお伝えしました。
ソーシャルメディアは、企業トップに社会とのつながりを築く機会を与えてくれます。
自分なりの活用の方法を考えてみませんか?

    営業に関する20の衝撃データ