ブログは優秀な営業マン!?ブログマーケティングの過去と今

ブログ 優秀な営業マン マーケティング

ブログマーケティングとはその名のとおりブログを活用したマーケティングのことです。
WEBマーケティングにおけるブログの歴史は古く、今と昔では大きくその活用方法が変わってきていると感じます。
そこで今回は長年にわたりWEBマーケティングにおいて重要な役割を担うブログマーケティングの今を考えます。

検索エンジン対策としてのブログマーケティング

企業がブログマーケティングを始めた理由として最も多いのが、検索エンジン対策ではないでしょうか。
ブログ特有の機能であるトラックバックによる被リンク強化。
またロングテールを意識した検索ワードを盛り込んだ記事作成など運用の手間もかからず行える検索エンジン対策として多くの企業がブログを導入し、アクセス強化を行っていました。
またワードプレスやMTといった無料のCMSの広がりに伴い、営業マンブログを活用して営業マン個人個人が情報発信を始める企業も多くあり、成功事例も多く生まれました。
しかし一方でブログが本当にアクセスを見込めるまでに成長させるには、毎日の更新と、ある程度の記事内容が必要なため、多くの企業が徐々に更新を怠るようになり、放置されたブログが企業サイトには多くありました。

インバウンドマーケティングとしてのブログ

ユーザーが検索エンジンを使いこなすようになってからは、ブログでアクセスを集めても全くリード獲得につながらないというジレンマを抱える企業が多く出てきました。
皆さんが検索エンジンで見つけたブログの記事を読んでもブログ名を覚えていないのと同じように多くのユーザーは情報だけ拾ってブログから離脱してしまうのです。
そんなジレンマを多くの企業が抱える中、これまでのアウトバウンドとは全く違う、インバウンドマーケティングが注目され、多くの企業が取り組みを始めました。
その中で現在、多くの企業が実施しているのがブログ型メディア、いわゆる「バイラルメディア」の運営。
更新しやすいブログを使って潜在顧客が興味ある情報を発信し、顧客と接触するという意味では以前と同じですが、決定的な変化はソーシャルメディアが日常に根付いたということです。
バイラルメディアはソーシャルメディアで拡散していきます。
ソーシャルメディアを使うユーザーは自分で興味ある情報の取捨選択を行うという事と、何度も同じバイラルメディアを目にすることで自然と運営企業に親近感を持ち、やがてそれは信頼に変わります。
つまりファンの醸成が行えるのです。
こうして醸成されたファンは検索エンジンでたまたま出会ったユーザーとは圧倒的に価値が変わります。
そうなればファンから問い合わせももちろん見込めますし、企業からアプローチするにしてもメルマガの開封率、テレアポのアポ獲得率は断然に変わってくるでしょう。

今後のブログマーケティング

今後もブログマーケティングは多くの企業が実施していくでしょう。
しかし、問題点も多く出始めています。
まずコンテンツ供給量が、消費量を上回ってしまい後発の参入が難しくなります。
さらに記事のコピペなどモラルハザードがこれまで以上に進み、運営側はそういったリスクマネージメントにコストと時間がかかるようになっていきます。
特にBtoCの企業ではその傾向が既に出始めています。
逆に、BtoB企業はまだまだバイラルメディアを作って運営を本格的にしているところは少ないので、ブログを使った情報発信はまだまだチャンスがある状況です。
また営業マン個人で見ると、今も昔もブログは立派な自分プロデュースツールとして、とても威力を発揮します。
コンサル会社や保険関連の会社など、人が商品の事業形態でトップ営業マンはいまでもブログを自身の情報発信ツールとしてうまく活用し、自分プロデュースを行っておられますね。

今回は、ブログマーケティングについてお伝えしました。
ブログは、今も昔も前線で売り上げを稼ぐ営業マンではありません。
しかし営業のリードを獲得する補助の役割としてはまだまだ欠かせない存在として活用され続けるのでしょう。

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川崎 裕介(かわさき ゆうすけ)

慶應義塾大学卒業後、外資系歯科医療機器メーカーを経てコンベックスに入社。プロダクトセールスチームで新規顧客開拓、既存顧客のコンサルティングに従事する傍ら、セミナー企画・運営を担当。現在は「セールスハックス」の運営、「Digima」のプロモーション全般を担当している。

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