動画配信サービスが数多く登場し、今では誰でも簡単に動画配信ができるようになりました。
それでも、動画配信はYouTuberやインフルエンサーなど、一部の人のためのものだと思っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、実は動画は、営業活動の効率や効果をアップするのにも有効なのです。
今回は、営業現場における動画活用法を紹介します。
1. 全社会議
営業部門全員が集まれる場所がなかったり、複数の拠点があったりする場合は、全体会議を行うことは難しいものです。
一部のマネージャーや、キーパーソンのみを集めた会議を実施している場合も多いでしょう。
しかし、重要なメッセージを共有したい場合は、本来はマネージャーからの伝達ではなく、直接共有したいものです。
動画配信を使えば、どこからでも参加できるため、出張中の人も含め、参加することができます。
煩わしい会場の手配や準備も不要です。
「Web会議を成功させる12のコツ」も参考にしてみてください。
2. 研修
研修も動画配信を行うことで、より多くの営業マンが参加できるようになります。
講師が遠方にいる場合でも実施が可能となので、講師の選択肢も広がりますし、コストダウンにもつながります。
3. セミナー
見込み客や顧客を対象としたセミナーについても、動画配信を活用することで、参加者増につながります。
参加者数を会場に合わせて設定する必要がなくなるだけでなく、参加者の移動の手間もなくなり、より気軽に参加できるようになります。
開催側も、開催のハードルが下がり、さまざまなターゲットや課題ごとにセミナーが開催できるようになります。
4. イベント
イベントの模様を動画配信するのも良いでしょう。
イベントをそのまま配信しても良いですし、参加者のインタビュー、開催者側から見どころの案内、準備などに関する裏話を入れたり、視聴者からの質問に答えたりすると、より魅力的なコンテンツとなります。
5. 商品デモ
商品デモも動画配信に適しています。
特に商品発表や発売の直後など、注目が高まるタイミングでプロモーションと共に行うのが効果的です。
6. カスタマーサポート
見込み客や顧客の疑問や懸念を解消するために、動画配信を使うのもおすすめです。
個別の対応に使う方法と、日時やテーマを告知した上で参加者の質問に答えながら行う方法があります。
7. インタビュー
営業マンや商品企画スタッフへのインタビューを動画配信すると、会社やブランドにより親しみを持ってもらうことができます。
顧客へのインタビューを行い、事例紹介としても良いでしょう。
8. 商談
商談の際にライブ動画を活用すれば、その場に同席していない人の力を借りることができます。
また、生産現場の現状の共有などもライブで行えば、透明性が高く、信頼できるパートナーであることをアピールできます。
9. 動画コンテンツとして再利用
動画配信を行って終わりにせず、再利用できる価値があるものは、積極的に再利用しましょう。
必要があれば、編集や再録画するのも一案です。
今回は、営業活動の効率を上げる動画活用法についてお伝えしました。
一から動画を制作、企画するのはハードルが高いものですが、完璧な動画でなくても効果を実感できるものです。
数を重ねるにつき、慣れてくるので、より優れたコンテンツが作成できるようになります。
ぜひ挑戦して、ライバル企業に差をつけましょう。