営業マンが使うべきデジタルツール10選

営業マン デジタルツール

営業マンが個人の素質や能力のみで勝負する時代は終わりました。
デジタルツールを上手に活用し、営業効率や生産性を向上させことが、これからの営業マンには求められています。
今回は、セールスハックスが選定した、営業マンが使うべきデジタルツールをご紹介します。

1. 営業活動のために最適化されたモバイル端末

ビジネスマンであればモバイル端末を持っているのは当たり前ですが、問題はビジネスの目的のために最適化されているかどうかです。
外出の多い営業マンの場合は、営業活動に必要な最新情報に、どこからでも安全かつスムーズにアクセスできる必要があります。
また、必要なセキュリティ対策がされていること、モバイル端末のリスクやセキュリティについて営業マンがしっかりと理解していることが大前提となります。

2. メールやWebの行動履歴

メールの開封状況、メール内のクリック状況、Webサイトの閲覧情報など、見込み客や顧客の行動履歴は、営業マンの次のアクションを決定する重要なデジタル資産となります。
分析に使うだけでなく、メールアドレスとの紐づけを行えば、個別のアクションの決定も容易になります。

>> メールやWebの行動履歴がわかるデジタル営業ツールはこちら

3. 営業ステージ別のメーリングリスト

1回のフォローアップで諦めてしまうのではなく、複数回に渡るアプローチを継続するのが、最近の営業のトレンドです。
フォローアップを最も効率よく行うことができるのが、メールです。
営業ステージ別のメーリングリストを作成し、常に最新の状態にしておくと、営業活動の効果がぐっと上がります。

4. シーン別のメールテンプレート

営業ステージごとのメーリングリストに加え、営業シーン別のメールテンプレートを作成しておくと、最適なタイミングでアプローチやフォローアップを行うことができます。
1から作ると思うと負担が大きいですが、過去のメールをヒントにしたり、日頃から作成しているメールにテンプレート候補のフラグを立てておいたりするなど、工夫をしてみましょう。

>> 営業シーン別メールテンプレート集はこちら

5. ビジネス用のソーシャルメディアのアカウント

知らない人に連絡をすることが多い営業マン。
見込み客側もデジタル力をつけているため、信用力をアップするには、検索された場合にデジタル上に存在していることが大切です。
そのためにお薦めなのが、ビジネス用のソーシャルメディア・アカウントを作成しておくことです。
プライベート用と分けた公のプロフィールとして活用しましょう。

6. チャットツール

社内やチームでのコミュニケーションの効率化に取り入れたいのがチャットツールです。
内容を記録として残しておきたい場合など、正式なコミュニケーションにはメールが適していますが、リアルタイムでのコミュニケーションにはチャットを活用するとよいでしょう。
不要なメールが減り、重要なメールへの対応がしやすくなるという2次的なメリットもあります。

7. ビデオ電話・会議ツール

電話やメールでは伝わりにくい内容だけれど、対面で会うのは時間的にも物理的にも難しい場合には、ビデオ電話や会議ツールを活用しましょう。
録画機能を活用すれば、動画として共有することもできます。
商品説明、デモ、プレゼンテーション、セミナーなどを録画し、編集すれば、何度も同じ話をする手間と労力を省くことができます。

8. タスク管理ツール

デジタル化によって、営業マンの仕事は細かいタスクが増える傾向にあります。
それらをアナログで管理するのは無理があります。
思わぬミスやトラブルを防ぐためにも、なんらかのデジタル管理ツールを活用すべきです。
期限を設定するのはもちろん、所要時間、重要度、緊急性も考慮して、今やるべきことや、今できることがわかる仕組みを作りましょう。

9. スケジュール調整ツール

営業マンは社内外の人とのスケジュール調整を、頻繁に行う必要があります。
自分の空き時間を可視化し、相手から直接リクエストをもらえる機能があるものを使うと、調整する手間が一気に省けます。

10. デジタル学習コンテンツ

忙しい営業マンが、商品知識、業界トレンド、新たなテクノロジーや知識、チームマネジメントなど、新たな知識やスキルを学ぶのにお薦めなのが、デジタル学習コンテンツです。
どこでも自分のペースでできることが最も大切ですが、学んだことを記録したり、アウトプットしたりするのにもデジタルを活用し、効果を最大化しましょう。
自分だけでなく、チームメンバーの知識とスキルに応じて、個別の研修を行うこともデジタルだと簡単に実現できます。

今回は、営業マンが使うべきデジタルツールについてお伝えしました。
大きく分けると、営業活動の質を上げるもの、効率化や生産性の向上につながるもの、スキルアップにつながるものがあります。
効果が高そうなものから導入を検討してみましょう。

    Digima

原誠

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