インフォグラフィックとは?
インフォグラフィックをwikipediaで調べてみると、
「情報、データ、知識を視覚的に表現したものである。インフォグラフィックは情報を素早く簡単に表現したい場面で用いられ、標識、地図、報道、技術文書、教育などの形で使われている。また、計算機科学や数学、統計学においても、概念的情報を分かりやすく表現するツールとしてよく用いられる。科学的情報の可視化にも広く適用される。」と説明されています。
つまり、データを図やイラストを用いてデザインすることで、情報をわかりやすくスピーディに伝える手法をインフォグラフィックといいます。
わかりやすい事例として、Yahoo!マーケティングソリューションの「マルチスクリーン時代 デバイスのいま」というページをご覧ください。
インフォグラフィックで、マルチスクリーン時代のデバイスの使われ方を説明した動画があります。
伝えたいことが見事にデザインされ可視化されているので、すっと情報が入ってくるいい事例だと思います。
このようにインフォグラフィックを活用すれば、営業資料やプレゼン資料の複雑なデータをわかりやすく、インパクトのある資料として作ることができます。
今回は、営業活動にも取り入れたいインフォグラフィックについてご紹介します。
インフォグラフィックのメリット
インフォグラフィックのメリットを3つに分けて説明します。
情報をわかりやすく伝えること
上記の事例でもわかるように、インフォグラフィックはできるだけ不要な情報を排除し、重要な情報をグラフィカルに表現するため、言いたいことがストレートに伝わります。
またデザインされたグラフや数値は、普通のそれに比べインパクトも強く印象残りやすいので、営業活動で利用することはとても重要な意味があります。
小さいお子様、ご年配の方、外国人など、幅広い層に情報が伝えられるということ
公共の場で多くのインフォグラフィックを目にします。
例えばトイレや非常口は、ピクトグラムを使ったいい事例です。
また、世界最大の家具量販店のIKEAは、組み立て説明書の説明文をできるだけ減らし、図で誰が見ても組み立てられるように工夫されています。
高齢化やグローバル化が進むこれからは、益々こういったインフォグラフィックの活用が重要になってくるでしょう。
ソーシャルメディアと相性がとてもいいこと
FacebookやTwitterのように、限られたスペースで情報を伝える必要があるソーシャルメディアにおいて、インフォグラフィックはとても効果を発揮します。
写真やイラストのインパクトがエンゲージメント率を左右するので、小さなスペースでも多くの情報とインパクトを与えられるインフォグラフィックは有効です。
また、インフォグラフィックは紙媒体から生まれましたが、デジタル時代の今、さらに注目されています。
デジタルでは“動く”インフォグラフィックを作ることができ、紙に比べてより多くの情報を伝えることができるようになったからです。
今回は、インフォグラフィックを営業活動に活かす方法についてお伝えしました。
情報が溢れている時代だからこそ、自社のメリットをスピーディに伝えられるような、インパクトのあるインフォグラフィックを活用してみてはいかがでしょうか。